Wookieepedia

WED-15セプトイド・トレッドウェル(WED-15 Septoid Treadwell)[1]、通称WED-15-ST[4]サイボット・ギャラクティカ社が製造したWEDトレッドウェル修理ドロイドの一種。ヤヴィンの戦いの直前、ジャワ廃品回収業者オーウェン・ラーズルーク・スカイウォーカーにWED-15を売り込もうとした。

特徴[]

概要[]

WED-15セプトイド・トレッドウェルはサイボット・ギャラクティカ社が製造したWEDトレッドウェル修理ドロイド・シリーズの一つである。[1] 全高は1メートル[3]第2級ドロイドに分類される。[2] なお“セプトイド”とは惑星エリアドゥに棲息する、毒をもった肉食性の節足動物のことを指す。[5]

設計[]

CashOut-AtG

WED-15セプトイド・トレッドウェルとジャワ

ほかのWEDトレッドウェル・ドロイドのモデルと同じように、WED-15-STは移動用のトレッドと四角形のベースで構成されており、ベースの中央にそびえたつ長いアームの先端には、4つのマルチレンジ・フォトレセプターと通信用アンテナが取り付けられていた。フォトレセプターとアンテナとベースをつなぐアームは伸縮可能なネット・ストラットになっており、動力接続ケーブルをつなげることでフォトレセプターをマルチレンジ式から[6] バイノキュラー[1] に交換することが可能になっていた。ネット・ストラックと四角形ベースとの接続部はロジック・ハウシングになっており、ドロイド脳やパワー・ユニット、その他のメイン・システムが内蔵されていた。[6]

WED-15-STをはじめとするWEDトレッドウェルの一般的な使い道は、船や機械、そして他のドロイドの修理であるが、比較的壊れやすいためWEDユニット自体も頻繁な修理が必要であった。[1] しかしWED-15-STは高度なアップグレードが可能であり、所有者はさまざまな修理機能を可能にする、WED-15-ST用の[4] 多様な道具が装備されたアームを追加購入することができた。[1] WED-15-ST用の工業アームの例として、ハイドロスパナフュージョンカッターアーク・ウェルダー電力キャリプレーターシステム解析プローブシーラント剤/塗料/有害生物駆除剤の噴射機(個別タンク付き)が挙げられる。WED-15-STのアームは根本に設置されたアーム駆動ユニットによって作動し、折りたたんだり延ばしたりすることができた。[6]

WED-15-ST含むWEDトレッドウェル・ドロイドは複数の小さな車輪を使ってキャタピラ式の軌道で移動した。WED-15-STの場合は車輪がベース内に隠れる設計になっていた。またWED-15-STはベース部にある簡素なバイナリー音響信号装置でコミュニケーションをとった。ただし持ち主がボコーダーを取り付ければバイナリー以外の言語も使用できるようになる。[6]

知られている個体[]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

他言語版