WED-15トレッドウェル・ドロイド(WED-15 Treadwell droid)はサイボット・ギャラクティカ社が製造した修理ドロイドのモデルである。WEDトレッドウェル修理ドロイドの一種で、マニピュレーター・アームやバイノキュラー型ファイン=フォーカス・ビジョンを搭載していた。クローン戦争中、銀河共和国はこのドロイドをヴェネター級スター・デストロイヤーに配備していた。
特徴[]
サイボット・ギャラクティカ社によって製造された[1] WED-15トレッドウェル・ドロイドは全高1.24メートルの修理ドロイドである。[3] 幅広いモデルが存在するWEDトレッドウェル修理ドロイドの一種で[2]、バイノキュラー型のファイン=フォーカス・ビジョンを頭部に備えた。伸縮式の首の支柱にはマニピュレーター・アームが付属しており、車輪(トレッド)付きの台座部分に論理回路が収容されていた。[4]
歴史[]
クローン戦争中、銀河共和国はヴェネター級スター・デストロイヤーの艦内でWED-15トレッドウェル・ドロイドを使用していた。<トランクィリティ>に乗り込んでいた327-Tもその1体で、独立星系連合の刺客であるアサージ・ヴェントレスが艦内に侵入した際に反応炉区画を巡回していた。[5]
惑星タトゥイーンのラーズ農場では複数のWED-15トレッドウェル・ドロイドが使用されていた。[6] そのうちの1体、WED-15-77はオーウェン・ラーズの水分凝結機で作業を行うルーク・スカイウォーカーの補佐をしていたが、本当はいつも決まりきった作業しか言いつけてこないベル・ラーズのもとで働きたいと願っていた。[4]
タトゥイーンのモス・アイズリー宇宙港にあるハンガー3-5を運営するペリ・モットーもWED-15トレッドウェル・ドロイドを所有していた。9 ABY、モットーはマンダロリアンの賞金稼ぎディン・ジャリンが土産に持ち帰ってきたクレイト・ドラゴンの肉をこのドロイドに焼かせた。ミディアム・レアを好むモットーは、肉を焼きすぎないようトレッドウェルに注意した。[7]
登場作品[]
参考資料[]
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック
- スター・ウォーズ ビジュアル・エンサイクロペディア (ビジュアルのみ)
- スター・ウォーズ ビジュアル・ディクショナリー新完全版
- ディズニー・ギャラリー/スター・ウォーズ:マンダロリアン メイキング・オブ・シーズン2
- スター・ウォーズ:マンダロリアン ハンドブック (間接的に言及)