• Wookieepedia日本語版の表記の方針に関する管理人Tomeitoの覚え書き(随時更新)です。

主な用語の方針一覧

Alderaan(オルデラン/オルデラーン)
公式表記が2通り存在し、ディズニー以前はオルデラン、以降はオルデラーンが主流です。本サイトでは旧公式表記のオルデランを使い続けることにしています。劇中で、ラの音を伸ばしているように聞こえる場面も確かにありますが、カタカナだけを見て平坦に読み上げた場合「オルデラン」の方が実際の発音に近いと判断しました。
Corps(兵団/コー/コープス)
軍の部隊編成のひとつである corps は、公式書籍でコープスと表記されていた時期がありますが、発音的にはコー、コア、コァ等と表記するのが適切で、コープスでは死体(corpse)の意味になってしまいます。そのためある時期から公式表記がコーに切り替わりましたが、そもそも部隊単位の中で corps だけカタカナであることに違和感があったため、2017年兵団表記を徹底しました。これに伴い、共和国グランド・アーミーに存在する Elite CorpsStar Corps などの組織名も、「精鋭兵団」や「星間兵団」といった具合に漢字で表現するようにしました。これらの部隊名表記は2018年に『Star Wars バトルフロント II』で公式採用されています。 #部隊編成の訳語も参照。
Clone Wars(クローン戦争/クローン大戦)
#戦争の訳語を参照
Colonies(コロニーズ/コロニー/コロニー界/植民領域、他)
昔から公式表記が安定していません。本サイトでは当初コロニーと表記していましたが、これだと普通名詞のコロニー(植民地)と区別ができず、「コロニーの集合体領域」という本来の語義も損ねているので、コロニーズと表記することにしました。
Darth Tyranus(ダース・タイラナス/ダース・ティラナス)
ティラナスが主流ですが、発音に近いタイラナスを採用しています。
Executor(エグゼクター/エグゼキューター)
公式でもばらつきがありますが、エグゼクターを採用しています。オルデランのケースと同様、エグゼキューターは発音を念頭に置いた表記ではあるのですが、カタカナだけ見て読み上げた場合むしろエグゼクターの方が適当に思えるためです。強いて言えば中間のエグゼキュターが一番近いと思いますが、判断は保留とします。
Force-sensitive(フォース=センシティブ/フォース感応者/フォース感知者)
記事名はカタカナにしつつ、サイト全体では、意味のわかり易さを考慮して「フォース感応者」や「フォース感知者」という表現も使用しています。もともと公式の翻訳例が少なく、「フォース感応者」という訳語は本サイトが2010年前後に使い始めたのが最初だと認識しています。現在では『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』等でこの訳語が公式採用されています。
Galactic Civil War(銀河内戦/銀河大戦/銀河内乱)
#戦争の訳語を参照
Galaxy, The galaxy
Galaxyは銀河、The Galaxyは銀河系と訳します。前者は一般名詞としての銀河、後者は特定の銀河(この場合スター・ウォーズ銀河)を指します。本来「銀河系」とは地球が属す「天の川銀河」を指す固有名詞ですが、本サイトではイン=ユニバース視点の発想に立って「銀河系=SW銀河」と置き換えています。
ついでに、有名な「遠い昔、遥か彼方の銀河系で」という文章は、本当は「~銀河で」と訳すのが正解です。文章自体が「天の川銀河」視点なのでややこしいですが、この場合は固有名詞ではなく一般名詞を使うのが適切です。
Grand Moff(グランドモフ/グランド・モフ)
本来ならグランド・モフとすべきですが、翻訳メディアの慣習に倣いグランドモフとしています。しかしジェダイのGrand Masterはグランド・マスターと表記しているので、正直これだけ浮いています。いずれ変更するかもしれません。
Imperial~
「Imperial~」から始まる役職や組織名を安易に「帝国~」とせず、軍属だとわかっている場合のみ「軍」をつけるようにしています。例えば帝国情報部は帝国軍直属なので「帝国軍情報部」と訳しても問題なく、帝国保安局は政府機関所属なので「帝国軍保安局」と訳すのはNGです。
Jedi Order(ジェダイ・オーダー/ジェダイ騎士団)
Orderが持つ意味の多様性を考慮し、騎士団ではなくオーダーとしています。
Jedi Temple(ジェダイ・テンプル/ジェダイ聖堂)
公式ではジェダイ聖堂と表記されることが多いですが、Templeは本来「聖堂」というより「寺院」に近い意味なので曲解を避けるためカタカナを優先しています。
Lightsaber(ライトセーバー/ライトセイバー)
公式に準拠しセーバーとしています。
Maw Cluster(モー密集地帯/モー星団)
公式書籍ではモー星団と訳されることが多いですが、作中の描写を見る限り星団(=恒星の密集地帯、Star cluster)ではなくブラックホールや重力井戸の密集地帯であるため、本サイトでは「モー密集地帯」と訳すことにしています。
Navy(宇宙軍/宙軍/海軍)
稀に「宙軍」や「海軍」と訳している公式書籍があります。宙軍に関しては、宇宙を「宙」一文字で表現するのが余り一般的とは言えず、口頭で「ちゅうぐん」と言ったとき何を指すのか分かりづらいので使わないことにしました。[1] 海軍については、海洋・船舶用語が元ネタになっている他の宇宙用語と同じく、Navyはそのまま海軍であるべき…という発想だと思うのですが、やはり漢字で「海」と書けばそれなりに違和感があるので、使っていません。
Phoenix Squadron(フェニックス戦隊/フェニックス中隊)
『反乱者たち』に登場するPhoenix Squadronは、もともとAウイング部隊の名称だった[2]のですが、いつしかジュン・サトー率いる反乱分子の総称に変わりました。日本語に訳す上で困るのは、Aウイング部隊としてのSquadronなら間違いなく「中隊」なのですが、反乱分子全体の呼称となると、どう考えても規模的に「中隊」は不適当です。そこで本サイトでは反乱分子名をフェニックス戦隊と表記し、そこに属すAウイング部隊はフェニックス中隊として別々のページで解説することにしました。#部隊編成の訳語も参照してください。
Rebel Alliance(反乱同盟/反乱同盟軍)
公式表記では反乱同盟軍とされることが多いですが、本サイトでは一律でそう訳すのではなく、組織名としては極力反乱同盟と表現し、「反乱同盟の軍部」であるところの同盟軍と区別しています。もっとも、Rebel Allianceが登場する時はだいたい軍隊が出動しているので、訳語が問題になることはほとんど無いのですが。
Senate(セネト/セネイト)
元老院を意味するSenateは、発音どおりセネトとしています。(例:セネト・ガード
Sloane, Rae (レイ・スローネ/レイ・スローン)
新たなる夜明け』や『アフターマス』等の邦訳書籍でレイ・スローンと表記されていますが、その後の未邦訳作品で彼女が大提督に昇格したことで、チスのスローン(Thrawn)大提督と表記を区別する必要性が生じ、2019年より発音度外視でスローネと表記しています。この表記は同年発売の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け ビジュアル・ディクショナリー&クロスセクション』で公式採用されています。
Tantive IV(タナヴィーIV/タンティヴIV/タンティヴィIV他)
「ヴ」ではなく「ブ」を使っているものも含め、公式表記が安定しておらず、そもそも公式発音が話者によってまちまちです。公式の音声媒体ではタンタヴィーが主流かな?と思うのですが、パブロ・ヒダルゴが正確な発音はタナヴィーだと明言したため、2018年から本サイトでもこの表記を使っています。
TIE fighter(TIEファイター/タイ・ファイター)
公式ではカタカナでタイ・ファイターと表記するのが慣例になっています。しかしBARCスピーダーLAAT/iガンシップ等は略語をそのまま表記しており、タイのカタカナは例外的ケースです。本サイトではTIEがツイン・イオン・エンジンの略語であることを表現するため、また、正式名称を表記しやすくするため、TIE表記を使うことにしています。
Trade Federation(トレード・フェデレーション/通商連合)
Trade Federationの上位組織が独立星系連合であることもあり、「連合」を安易に使うのを避け、カタカナとしています。またカタカナにすることで独立星系連合の他の組織(テクノ・ユニオン、コーポレート・アライアンス、コマース・ギルド)と統一する狙いもあります。
World(s)
Worldは「ある天体上に広がる世界」を指す言葉で、宇宙全体を含めた「Universe」とは区別されます。そのため文中にthe worldという語が出てきた場合、対象の天体が惑星なら「惑星」、衛星なら「衛星」に置き換えて訳しています。複数形でWorldsの場合、惑星と衛星の両方が含まれていることがあるので「星々」とすることがあります。(翻訳SFでは「World」がストレートに「世界」と訳されていることが多々ありますが、SW翻訳書籍ではあまり見かけないので、このようにしています)
Warlord(軍将/大将軍/ウォーロード)
Warlordとは、中央政府から独立した軍閥を率いる指導者、いわゆる「武将」のことで、スター・ウォーズ スピンオフ作品においては特に「帝国の分裂派閥を率いる長」を指して使われます。レジェンズ作品の翻訳版では大将軍という訳語が一般的ですが、帝国軍には「Grand General」という階級も存在するので、大将軍はこちらに充てる方が適切です。そこで本サイトでは独自にWarlordを軍将と訳すことにしています。

テーマ別

宇宙船の種類の訳語

以下の方針と一覧表に従って訳しています。

  • 宇宙船の下位分類であるHeavyMediumLightは、後ろに来る語が漢字かカタカナかに関わらず中型で統一します。(例として「貨物船」、「インターセプター」など)
  • 翻訳メディアでは軍事用の船の総称である「軍艦」と、その一種である「戦艦」が混同されがちですが、本サイトでは使い分けに気をつけ、後者は基本的にカタカナで「バトルシップ」としています。
  • バトルシップ以外の軍艦の種類に関しても、漢字表記ではなくカタカナを使っています。(○デストロイヤー/×駆逐艦)
  • Freighter、Hauler、Transportは訳語の重複を避けるためそれぞれ「貨物船」「運搬船」「輸送船」で統一します。
表記 訳語 備考
Assault ship アサルト・シップ
Battleship バトルシップ
Bomber ボマー 文脈によっては「爆撃機」とも。
Bulk freighter 大型貨物船
Capital ship 主力艦
Carrier キャリアー 文脈によっては「空母」とも。
Corvette コルベット
Consular ship 外交船
Cruiser クルーザー
Destroyer デストロイヤー
Dropship ドロップシップ
Flagship 旗艦
Freighter 貨物船 カタカナで「フレイター」は基本的に使わない。
Frigate フリゲート
Gunship ガンシップ
Hauler 運搬船
Interceptor インターセプター 文脈によっては「迎撃機」とも。
Landing craft 着陸船
Scout ship 偵察船
Shuttle シャトル
Spacetug 牽引船 現状、「宇宙牽引船」とはしていない。要検討。
Starfighter スターファイター 単にFighterの場合「戦闘機」とも。
Supply ship 補給船
Transport 輸送船 Transportの訳語は乗り物の種類によって変わる。詳細は該当ページ参照。
Troop transport 兵員輸送船
Tug 牽引船 現状、「Spacetug」と訳語を区別していない。要検討。
Warship 軍艦 稀に船の正式名称に含まれることがあり、その場合のみカタカナでウォーシップとする。
Yacht ヨット

軍隊の階級の訳語

Wookieepedia:軍隊の階級の訳語を参照

戦争の訳語

公式では Clone Wars がクローン大戦、Galactic Civil War が銀河大戦と表記されることが多いですが、本サイトではできるかぎり原表記に対応した形で訳語を選び、それぞれクローン戦争銀河内戦と表記しています。

公式媒体で「大戦」表記が主流となった経緯は、編集者・高貴準三さんがご自身のブログで説明されています。それによると、もともと「Galactic Civil War」の訳語は安定しておらず、「Clone Wars」や「Sith War」を「クローン大戦」や「シス大戦」にしたのを期に、それらと対比する形で「銀河大戦」を使うようになったとのことです。

しかしその後のスピンオフ展開でシス戦争関係のイベントが複雑化し、さらに「Great Galactic War」という戦争も登場したことで、「Clone Wars」と「Galactic Civil War」だけ例外的に「大戦」とするのに無理が出てきました。そこで本サイトでは、戦争の名称は公式表記に関係なく原表記に忠実な訳語を使い、「Great」がつく戦争だけ「大戦」を使うことにしました。

Clone Wars → クローン戦争
Galactic Civil War → 銀河内戦
Great Sith War → シス大戦
New Sith War → 新シス戦争

部隊編成の訳語

公式では「第501部隊」のように部隊編成の訳語が曖昧に済まされることが多いですが、本サイトでは出来る限り正確に対応させています。訳語対応表は以下の通り:

地上部隊 スターファイター その他
兵団 Corps
軍団 Legion
旅団 Brigade
連隊 Regiment
大隊 Battalion Wing Squadron※
中隊 Company Squadron
小隊 Platoon Flight
分隊 Squad

脚注

  1. 同様に、翻訳書籍でたまに見かける航士(=航海士、Navigator)という表現も本サイトでは使っていません。
  2. 現在でも公式データバンク[1]には「Phoenix Squadron was an elite group of A-wings in one of the first larger rebel collectives」という初期の解説文が残っており、当初はサトーの反乱分子(=one of the first larger rebel collectives)とPhoenix Squadronが区別されていたことがわかります。
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