X3-13、別名タクティカル・インフィルトレーション・ポッド(Tactical infiltration pod)は銀河帝国が短距離の輸送や偵察任務に使用したハイパードライブ・ポッドの一種である。
特徴[]
任務の性質上、タクティカル・インフィルトレーション・ポッドは武器や操作性を犠牲にし、代わりに長距離トランスミッターや暗号化装置といった先進的な通信技術を搭載していた。インフィルトレーション・ポッドは潜入任務のために普通の脱出ポッドに見えるようにデザインされていた。ポッドは1人乗りで、E-XDインフィルトレーター・ドロイドが偵察任務に使用した。
歴史[]
2 BBY、銀河帝国のスローン大提督は、インフィルトレーション・ポッドとE-XDドロイドをアウター・リム・テリトリーの各地に送り出し、フェニックス戦隊の秘密基地を捜索した。ポッドの1つはチョッパー基地がある惑星アトロンに辿り着いたが、反乱軍のガラゼブ・オレリオスはドロイドEXD-9を捕まえて再プログラムし、ポッドごと本部へ送り返した。EXD-9のポッドがインペリアル級スター・デストロイヤーに戻った際、内蔵されているプロトン弾頭の自爆システムが作動し、周囲を巻き込む大爆発を起こした。
同じ年、インフィルトレーション・ポッドに乗ったE-XDドロイドが亡命中のモン・モスマ元元老院議員の捜索に送り出された。そのうちの1体はフェニックス戦隊の貨物船<ゴースト>と遭遇し、敵の座標を報告した後、破壊された。