- 「これはXD-7スピードスター。銀河で一、二を争う速い船なの」
- ―ナッシュ・デュランゴ[出典]
XD-7スピードスター(XD-7 speedster)はハイ・リパブリック時代当時、銀河系でもトップクラスのスピードで知られていた宇宙船。
特徴[]
- 「本当に夢のように飛んでる!」
- ―ナッシュ・デュランゴ[出典]
XD-7スピードスターの船体は細長く、左右2枚ずつ計4枚の翼を備え、船尾と翼端に計8基のエンジンを搭載していた。コックピットはタンデム仕様だったが、パイロット1人だけで操縦することができた。[1]
歴史[]
- 「飛ばさないのに船を持っててどうするの?」
「鑑賞するんだよ、若き友よ」 - ―カイ・ブライトスターとラグス・ニーロ[出典]
232 BBY、ラグス・ニーロは貯金をはたいて鑑賞用のXD-7スピードスターを手に入れた。ラグスはこの美しい船に傷一つつけたくないと考えており、飛ばすつもりすらなかったため、追跡装置付きのロックでコックピットを固定した。惑星テヌーのクブロップ・スプリングスでスターシップ・ショーが開催されたとき、ラグスはXD-7を出展し、姪のナッシュ・デュランゴやその友人でジェダイ・イニシエイトのカイ・ブライトスター、リス・ソレイ、ナブスたちに自慢の船をお披露目した。貴重な船を狙っていた収集家のドレイヴェン・ボッシュは、XD-7を盗むため偽の抽選イベントでラグスたちの注意を引き、そのすきにK-2PLとR4-13に船を運び出させた。[1]
ボッシュはラグスが仕掛けたロックを解除するため、XD-7をユーニス・イノのガレージへ運んだ。一方、ラグスとナッシュ、ジェダイたちは追跡装置を頼りにボッシュのあとを追い、ガレージに忍び込んだ。船を飛ばしたくないラグスの提案に従い、彼らは<クリムゾン・ファイアホーク>のトウ・ケーブルでXD-7を牽引しようとした。しかしラグスたちはボッシュやユーニスに見つかってしまい、乱戦のさなかにケーブルがマシフによって噛み千切られてしまった。ナッシュの説得に折れたラグスは、覚悟を決めてXD-7に乗り込み、ガレージから発進した。脱出時、機体に傷がついてしまったものの、ラグスは無事に愛機を取り戻せたことと、その飛びっぷりに大満足した。テヌーに戻った後、ラグスはXD-7をスターシップ・ショーで再展示し、ナッシュにも操縦を体験させた。[1]
登場作品[]
ヤング・ジェダイ・アドベンチャー – スターシップ・ショー (初登場)
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 1.7
ヤング・ジェダイ・アドベンチャー – スターシップ・ショー