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「あんたらが盗人なのはわかってたが、ATホーラーがお目当てだったとは知らなかったな。大胆な手だ。これほど揚力のある代物が、どこで必要なんだ?」
ハン・ソロ[出典]

Y-45装甲トランスポート運搬船(Y-45 armored transport hauler)はATホーラー(AT-hauler)という別名でも知られたクワット・ドライブ・ヤード社製のドロップシップである。強力なエンジンと貨物運搬用リフター・アームを搭載したATホーラーは、ウォーカー兵器を戦場へ迅速に配備するために設計されていた。銀河帝国によって使用されたが、銀河内戦期には反乱同盟軍も回収したATホーラーを改造して帝国との戦いに使用した。

特徴

ATホーラーの操縦席

Y-45装甲トランスポート運搬船、通称ATホーラーは[3]銀河系における大手軍事造船企業の1つである[6] クワット・ドライブ・ヤード社によって、銀河帝国のために製造された。ATホーラーは戦場へビークルを運ぶために設計された特殊な宇宙船[3]、主船体の左右に可変式の巨大なアームを備えていた。[5]

帝国が好んで使用したサイナー・フリート・システムズ社アビスデリアン・ラインシャトルと同じく、ATホーラーも着陸時や格納時にできるだけ場所をとらないよう、アームを回転させて上向きにすることができた。そのためATホーラーの飛行時の全高は6.5メートル、全長は20.1メートルで、着陸時は全高18.9メートル、全長11.2メートルになった。アームの中には能率的な張力フィールド発生装置が内蔵されており、着陸時に船体がぶれないよう保つ役割を果たした。[3]

ATホーラーは大気圏内での飛行のために複数のイオン・エンジンを搭載しており、それと連結したリパルサーリフト発生装置で持ち上げる力を作り出した。大気中での最高速度は速125キロメートルに達する。またこの船はハイパードライブを搭載していたが、システムはほとんど自動化されており、航法コンピューターにはハイパースペース・ジャンプの目的地である帝国軍の基地のデータがあらかじめ入力されていた。また帝国はこのセキュリティ規則が船の盗難防止の働きをすることも期待していた。ATホーラーはパイロットと副操縦士の2名によって運用され、操縦と積み下ろしの操作を行った。[3]

重量物を持ち上げることができるリフター・アームの下面には磁気クランプが搭載されており、重機の周囲を覆うように掴んだ。さらに局部的な牽引フィールドやスチールトン社製の強力なケーブル、巻き上げ装置が重機を確実に固定した。アームから放たれる強力な張力フィールドにより、ATホーラーの船体は重い積み荷の負荷に耐えることができた。ATホーラーの装甲化されたコックピット・キャノピーは船体前部に位置し、前と下を見渡せるビューポートが備わっていた。船体下部はサービス・ガントリーとブレース構造のプラットフォームになっていた。[3] また、船内にはシャワー室があった。[5]

役割

Y-45装甲トランスポート運搬船はウォーカー兵器を戦場へ迅速に配備するために設計されており[2]エネルギー・シールドに守られた場所以外ならどこへでもウォーカーを運ぶことができた。[4] Y-45は全地形対応防衛タレット(AT-DT)を1機[5]、あるいは2-Mホバー・タンクを2機、全地形対応装甲トランスポート(AT-AT)を1機運ぶことができた。[4]

歴史

Y-45装甲トランスポート運搬船はクローン戦争期に使用された運搬用ビークルに代わるものとして、クワット・ドライブ・ヤード社によって設計された。しかし10 BBY頃には既に、より多用途の輸送船にその地位を譲りつつあった。[3] この年、複数のATホーラーが惑星ミンバンにおける戦いでAT-DT配備機として使用された。[5] ATホーラーはミンバニーズ解放軍との激しい戦闘が行われている荒れ地の奥にあるキャンプ・フォワード飛行場に発着し、歩兵への支援を行った。[3]

ミンバンの戦いのさなか、犯罪組織クリムゾン・ドーンから仕事を請け負ったトバイアス・ベケットギャング団がATホーラーを盗み出すために帝国地上軍第224機甲師団に潜り込んだ。彼らは帝国からの脱走を望んでいた若き兵士ハン・ソロウーキーチューバカをミンバンで仲間に加え、アルデニアンリオ・デュラントが操縦するATホーラーで戦場を抜け出した。その後、彼らはATホーラーを使って惑星ヴァンドアで精製コアクシウムの強奪を試みた。ベケットとハン、チューバッカは走行中のコンエヴィエクスの上に降り、コアクシウムを載せた車両をケーブルでATホーラーに接続した。しかし彼らはエンフィス・ネスト率いるクラウド=ライダーズに仕事を妨害され、リオは船内に乗り込んできたスウープ・ギャングに撃たれて命を落とす。リオに代わって操縦桿を握ったハンは、車両を運んだまま逃げるのは不可能と判断してケーブルを切り、任務は失敗に終わった。[5]

反乱同盟のATホーラー

ヤヴィンの戦い以降、共和国再建のための同盟は回収したATホーラー数機を銀河内戦の戦いで使用した。彼らはこの運搬船を主に装甲型強襲用戦車ジャガーノートの配備に用いた。反乱同盟のATホーラーは帝国の標準である薄灰色ではなく、白とオレンジに塗装されていた。[4]

登場作品

参考資料

脚注

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