YTシリーズ(YT-series)はコレリアン・エンジニアリング社が生産した貨物船や輸送船のシリーズである。YGシリーズに代わって登場した。円盤型の船体と、多くのモジュラー・オプションを備え、改造が容易であることが、YTシリーズ機全体の特徴である。
歴史[]
コレリアン・エンジニアリング社(CEC)はYGシリーズやバーロッツ級貨物船の代替品として、YT-1000輸送船をリリースした。しかし顧客はより多くのモジュラー・オプションを持つ大型船を希望していたため、CECはYT-1000の生産数を制限した。その後生産されたYT-1200やYT-1210輸送船の売上は振るわなかったが、これらの機体には新しく側面マウント型コックピットという方式が導入されていた。この特徴を引き継いで開発されたのがYT-1300軽貨物船である。YT-1300のヒットによって、1200と1210型の在庫が大量に余ったが、CECはこれらの機体をアップグレードして造ったYT-1250輸送船を“新発売”した。[1]
スペックの一覧[]
モデル | 全長 | ドライブ等級 | 積載力 | 乗員 | 乗客 | 新品価格 | 中古価格 |
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YT-1000 | 28 M | 3 (予備:16) | 75 MT | 2 | 4 | 85,000 | 20,000 |
YT-1250 | 32.25 M | 2 (予備:16) | 80 MT | 2 | 5 | 120,000 | 30,000 |
YT-1300p | 34.75 M | 2 (予備:12) | 25 MT | 2 | 9-15 | 100,000 | 25,000 |
YT-1300f | 34.75 M | 2 (予備:12) | 100 MT | 2 | 6 | 100,000 | 25,000 |
YT-1300fp | 34.75 M | 2 (予備:12) | 100 MT | 2 | 6 | 100,000 | 25,000 |
YT-1760 | 26.5 M | 1 (予備:15) | 10 MT | 1-2 | 8 | 80,000 | 20,000 |
YT-1930 | 36.8 M | 2 (予備:12) | 200 MT | 2 | 6 | 135,000 | 62,000 |
YT-2000 | 29.4 M | 2 (予備:12) | 115 MT | 4 | 7 | 150,000 | 45,000 |
YT-2400 | 18.65 M | 2 (予備:12) | 150 MT | 3 | 6 | 130,000 | 32,000 |
参考資料[]
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科
- スター・ウォーズ ビークルのすべて
- YT-1300 ミレニアム・ファルコン オーナーズ・ワークショップ・マニュアル
- スター・ウォーズ ビークル:ミレニアム・ファルコン