『YT-1300 ミレニアム・ファルコン オーナーズ・ワークショップ・マニュアル』(原題:YT-1300 Corellian Freighter Owner's Workshop Manual)は2018年に発売された正史の設定資料集である。本作はレジェンズの設定資料集『スター・ウォーズ: ミレニアム・ファルコン メカニック・マニュアル』の改訂版であり、内容が正史設定に合わせて加筆・修正されている。翻訳版は2019年に大日本絵画から発売。
公式による作品紹介[]
『YT-1300ミレニアム・ファルコン オーナーズ・ワークショップ・マニュアル』は、コレリアン・エンジニアリング社の宇宙船YTシリーズの歴史と、それがYT-1300の至るまでの開発過程を取りあげたあと、ミレニアム・ファルコンを徹底解剖し、この船がごくふつうの貨物船から豪華なレジャー船、そしてついには傷だらけの戦闘船へと進化する過程をたどっていく。
その詳細を数々の写真、線画、見取り図、分解組み立て図とともに詳細な解説で余すところなく伝えるこのマニュアルは、ルーカスフィルム公認の現存する最も詳細なメカニック・ガイドだ。 (原文ママ)[1]
誤植、誤表記、誤訳など[]
- 53ページ、バリ・レイデンが「標準YT-1000」を試乗したという記述があるが、原文の該当箇所を直訳すると「標準的な貨物船モデル」である。前後の文脈的にも、このときレイデンが試乗した機体はYT-1300の標準モデルのはずであり、YT-1000という記述は翻訳版で付け足された誤情報である。
- 79ページ、「CECの標準装備であるAG-2G四連レーザー砲」という記述があるが、原文には“標準装備”という表現は無い。また、AG-2Gがハン・ソロによって<ファルコン>に付け足されたうえ、違法な改造も施されているという本作の内容と矛盾する。
- 111ページ、「CEC YT-1300バイヤーズ・ガイド」が「CEC YTシリーズ バイヤーズガイド」と誤表記されている。
カバー・ギャラリー[]
登場人物・用語[]
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