- 「過去は鎖だ。完全に断たせてもらう!」
- ―ダガン・ゲラ[出典]
9 BBY、ジェダイ・ナイトのカル・ケスティスとドロイドの相棒BD-1、ガンスリンガーのボード・アクーナは、盗賊団ベッドラム・レイダーに誘拐されたドロイドZN-A4の救出任務を行った。当時、カルとその仲間たちは“コーボー深淵”の奥にある惑星タナローへの航行手段を巡り、ダークサイドに堕ちたジェダイのダガン・ゲラや、彼に仕えるベッドラム・レイダーと敵対していた。“ジー”ことZN-A4は、かつて深淵の研究者サンタリ・クリィの助手を務めていたため、ダガンの標的となった。カルとその仲間たちが惑星コーボーを留守にしていた時、ベッドラム・レイダーはランブラーズ・リーチ村のパイルーン・サルーン酒場に押し入り、ジーを誘拐してコア・シップ<プライマシー>へ連れ去った。しかしダガンが欲していた共和国チューナー装置を所持していたのはジーではなくカルだった。[1]
衛星ジェダからコーボーに戻ったカルとBD-1、ボードは、ジーの誘拐を知ると、サルーンの防衛をメリンとモージー・シンマロンに任せ、すぐさま<プライマシー>があるヴィシッド・ボグへ向かった。彼らはレイダーやバトル・ドロイドを倒しながらこの墜落船の内部を探索したが、途中でレーザー・ゲートによって分断され、二手に分かれることになった。その後カルとBD-1はレイダーの首領であるレイヴィスと遭遇し、その攻撃を辛くも生き延びたが、チューナー装置を奪われてしまった。レイヴィスはダガンの計画のためにチューナーの周波数を複製し、各地のハイ・リパブリック施設を稼働させられるようにした。ダガンは部下ヴァシュタン・ウルフに“森のアンテナ”の起動を命じ、レイヴィスには月面研究所のアンテナを稼働させてくるよう指示した。[1]
一方、カルは<プライマシー>の前線管制塔に辿り着き、ジーを解放しようとしていたところをダガンに見つかった。ダガンは過去の因縁を断ち切るべく、用済みとなったジーを破壊しようとしたが、カルがそれを阻止した。ジーを解放し、チューナー装置を奪還したカルは、管制塔のプラットフォームでダガンとライトセーバーの対決を繰り広げた。カルは劣勢に立たされたが、ボードが戦場に駆け付け、ブラスター・ピストルの連射でダガンの注意をそらした。ダガンは戦いを切りあげ、プラットフォームを破壊して去っていき、カルとボード、ジーは<プライマシー>の脱出ポッドを使ってヴィシッド・ボグから離脱した。その後、カルはレイヴィスを止めるため“砕かれた月”の研究所へ向かった。[1]
登場作品[]
- Star Wars ジェダイ:サバイバー (初登場)
参考資料[]
脚注[]
- ↑ 1.00 1.01 1.02 1.03 1.04 1.05 1.06 1.07 1.08 1.09 1.10 1.11 1.12 1.13 1.14 1.15 1.16 1.17 1.18 1.19 1.20 1.21 1.22 1.23 1.24 1.25 1.26 1.27 1.28 1.29 1.30 1.31 1.32 1.33 Star Wars ジェダイ:サバイバー
- ↑ Star Wars Jedi: Survivor - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)によると『Star Wars ジェダイ:サバイバー』は前作『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』の5年後の物語である。『スター・ウォーズ タイムライン』によれば『フォールン・オーダー』の時系列は14 BBYであるため、『サバイバー』の時系列は9 BBYということになる。