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「私たち、そこまで悪いことしてないのに」
―ZO-E3[出典]

ZO-E3、通称“ゾーイ”(Zoe)は女性プログラムのドロイドで、スターシップウィンドフォール>の一等航海士である。を持たず、リパルサーリフトを使って浮遊移動した。彼女は人間の船長を補佐し、帝国時代密輸業者として活動した。1 BBYハットから略奪したスパイスを運んでいたZO-E3たちは、銀河帝国インターディクター船に捕り、ゲーブル・カリウス提督によって惑星ムスタファーへ連れていかれた。<ウィンドフォール>の船長はこの星で、シス卿ダース・ヴェイダーから“ブライト・スター”と呼ばれる古代遺物を見つける手伝いを迫られた。ZO-E3は知らなかったが、船長はかつてムスタファーに住んでいたレディコルヴァックスの子孫であり、ヴェイダーがブライト・スターを手に入れてアイオーン・エンジンを起動するには船長の存在が不可欠だったのである。ZO-E3はムスタファーリアンヴァイリップ・ファルマとともに、ヴェイダーに従いつつ反抗のチャンスをうかがう船長を手助けした。[1]

制作の舞台裏[]

ZO-E3は ILMxLAB によって製作された全3話からなるVRゲーム『Vader Immortal: A Star Wars VR Series』のために創り出されたキャラクターである。初登場作品となる『Vader Immortal: A Star Wars VR Series – Episode I』は2019年5月21日に発売された。声優は女優にしてコメディアンのマーヤ・ルドルフ[1]

このドロイドのスペルは公式媒体でも混乱が見られ、英語版の Episode I では“ZOE3”だったが[1]、続編では“ZO-E3”となった。[2] なお日本語版ではいずれも“ZO-E3”と表記されている。[1] また StarWars.com に掲載された Episode I の初期の宣伝素材でも“ZOE3”表記が使われているが[3]、Episode III の紹介記事では“ZO-E3”である。[4] より最近のソースで“ZO-E3”が使用されており、データバンクでもこの表記が使われているため、本稿ではこちらを正式な情報として扱っている。

ZOE3 concept

マクブライドが描いたZO-E3の初期コンセプト

ZO-E3の初期のコンセプト・アートはアーロン・マクブライドによって製作された。マクブライドは1979年の映画『ブラックホール』に登場するB.O.B.やV.I.N.CENT.を参考に、ホバリング用の小さな脚部を持つドロイドを描いた。また頭部は『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場するL3-37の初期案から派生させ、ローラー型のペイントブラシにインスパイアされたデザインになっていた。[5] 後期のコンセプトもマクブライドが手掛けたが、ローラー型の頭部や小さな脚部が無い、完成版に近いデザインとなった。[6]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

他言語版
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