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「新しい大権の行使1号として、増大する分離主義者の脅威に立ち向かうための共和国グランド・アーミーを創設します」
―シーヴ・パルパティーン最高議長[出典]

共和国軍(Republic military)は地上戦闘部門共和国グランド・アーミー宇宙戦闘部門共和国宇宙軍によって構成される銀河共和国の正規軍である。分離主義危機の高まりを受けて形成され、クローン戦争独立星系連合バトル・ドロイド軍団と戦った。惑星カミーノで製造されたクローン・トルーパーが共和国軍の主戦力となり、ジェダイ・オーダーのメンバーが将軍として部隊の指揮を取った。終戦時、銀河元老院シーヴ・パルパティーン最高議長は共和国軍を利用してジェダイを滅ぼし、共和国を解体して銀河帝国を建国する。これに伴い、共和国軍も帝国軍へ再編された。

歴史

設立

《議論は終わりだ。我々にはクローン軍団が必要だ》
アスク・アーク[出典]

帝国時代以前、銀河系は1世紀以上にわたって銀河共和国に支配されていた。共和国は長らく全面戦争に直面したことがなく、正規の軍隊を持っていなかった。ジェダイ・オーダーが銀河系の正義と平和の守護者としての役割を果たし、正規軍が無くても安全が守られていたのである。しかし共和国時代の末期に発生した分離主義運動が銀河政府に分裂の危機をもたらした。銀河系は共和国に忠実な惑星と、中央政府からの独立を求める惑星とで二分された。

何千という星系が分離主義運動になびくと、銀河元老院では正規の共和国軍を組織して危機に対処すべく軍隊創設法案が提案された。22 BBY、軍隊創設法案の是非を問う議論が進む中、ドゥークー伯爵率いる独立星系連合が惑星ジオノーシスで密かにバトル・ドロイド軍団を準備していたことが発覚した。この事態を受け元老院から非常事大権を与えられたシーヴ・パルパティーン最高議長は、惑星カミーノで製造されたクローン軍団を正式に共和国軍として採用する。その結果、共和国グランド・アーミーおよび共和国宇宙軍からなる共和国軍が誕生した。

クローン戦争

「共和国のために!」
クローン・コマンダーソーン[出典]
Imperialmarch

クローン戦争の勃発に伴い、共和国軍は銀河系の各地に配備された

賞金稼ぎジャンゴ・フェット遺伝子テンプレートをもとに生み出された共和国軍のクローン・トルーパーたちはジオノーシスの戦いで初めて実戦に参加し、独立星系連合のバトル・ドロイドと戦った。ジオノーシスの戦いは共和国設立以来初めてとなる全面戦争の幕開けを告げると同時に、クローン・トルーパーが銀河史上類を見ない優れた軍事力を世に示す機会となった。共和国と独立星系連合のあいだに始まった戦争は、この時代を象徴する共和国軍の兵士たちにちなんで“クローン戦争”と呼ばれるようになる。共和国軍は分離主義者の反乱を鎮圧するため銀河系の各地へ配備された。古来より民主主義政府に忠誠を誓い、1世紀以上にわたって共和国の守護者を務めたジェダイは、クローン戦争で共和国軍の指揮官の役割を引き受けることになった。

クローン戦争中、共和国軍と分離主義勢力は銀河系各地の数え切れないほどの戦場で火花を散らした。大勢のクローン・トルーパーが共和国や最高議長、あるいは上官であるジェダイ将軍に対する忠誠心のために自らを犠牲にした。絶え間ない紛争が3標準年続いた後、ジェダイと共和国軍はアウター・リム・テリトリー包囲作戦を開始し、分離主義者たちは敗北の淵まで追いつめられる。ジェダイは知らなかったが、クローン・トルーパーの内には行動抑制バイオチップが埋め込まれており、いつでも“オーダー66”と呼ばれるジェダイ抹殺指令を遂行できるようになっていた。シスの暗黒卿ダース・シディアスという裏の顔を持つパルパティーン議長は、クローン戦争およびクローン兵士を利用してジェダイを滅ぼすつもりだったのである。分離主義勢力の指導者たちが死んだ後、パルパティーンはオーダー66を発令してジェダイ・オーダーを壊滅へ追い込んだ。ジェダイという邪魔者を排除したパルパティーンは共和国を解体し、シスが支配する銀河帝国設立した。

その後

「新しい軍隊を不法侵害する邪魔者としてではなく、法の番人と考えていただきたい。平和で豊かな銀河を実現するという皇帝陛下のビジョンを支えるための軍隊なのだ」
ターキン・ドクトリンより抜粋[出典]
Arrival-ROTJHD

共和国軍に代わって設立された帝国軍は、銀河に鉄の統治を行き渡らせた

新政府の銀河皇帝となったダース・シディアスは銀河共和国の軍隊を帝国軍として再編成する。かつて共和国の防衛力を担ったクローン・トルーパーたちはインペリアル・ストームトルーパーの第1世代となり、皇帝の意思を実行に移すエリート兵士として生まれ変わる。かつて戦争でキャリアを築いたウィルハフ・ターキンニルス・テナントといった元共和国軍の野心的な将校たちは帝国のもとでさらなる出世のチャンスを手に入れる。クローン戦争は連合軍の敗北によって終結を迎えたが、分離主義者の抵抗勢力ウエスタン・リーチをはじめとする領域でニュー・オーダーへの反抗を続けた。彼らの存在は帝国の大規模な軍事活動を正当化する理由付けに利用され、帝国軍は共和国軍よりも強大かつ先進的な軍事力を手に入れるに至った。

組織

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司令部

Blue Glass Arrow こちらの記事も参照: 共和国軍最高司令部

地上軍

宇宙軍

Blue Glass Arrow 詳細は共和国宇宙軍を参照

登場エピソード

参考資料

脚注

共和国軍
グランド・アーミー 第7空挺兵団 - 第41精鋭兵団 - 第91機動偵察兵団 - 第327星間兵団 - 第224師団 - 第13大隊 - 第104大隊 - 第212突撃大隊 - 第501軍団 - ゴースト中隊 - グリーン中隊 - トレント中隊 - タンゴ中隊 - ウルフパック - クローン・フォース99 - デルタ分隊
宇宙軍 オープン・サークル艦隊 - コルサント本国防衛艦隊 - ブルー中隊 - ゴールド中隊 - シャドウ中隊 - クローン・フライト7
スターシップ ヴェネター級スター・デストロイヤー - アクラメイター級アサルト・シップ - リパブリック・フリゲート - ペルタ級フリゲート - アーキテンス級軽クルーザー - CR90コルベット - イータ級シャトル - T-6シャトル - ニュー級攻撃輸送シャトル - シータ級T-2cシャトル - Vウイング - ARC-170 - クローンZ-95 - V-19トレント - BTL-B Yウイング - デルタ7 - デルタ7B - イータ2
ビークル AT-TE - AT-OT - AT-RT - AT-AP - AV-7対ビークル砲 - BARCスピーダー - HAVw A6ジャガーノート - ISPスピーダー - RX-200 - SPHA-T - LAAT/i - LAAT/c
クローン・トルーパー マーシャル・コマンダー - コマンダー - キャプテン - ルテナント - サージェント - ARC - ARF - BARC - コマンドー - ショック・トルーパー - スキューバ・トルーパー - 航法士官 - パイロット - フレイムトルーパー - メディック - ライオット・トルーパー - 特殊作戦部隊
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